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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| 界隈言説に埋め込まれたカテゴリー・エントリー・ポイントの可視化 |
| 「風呂キャンセル界隈」にみるカテゴリー想起の入口語彙 |
| 牧口 松二 九州産業大学 商学部 教授 |
| 発行:2026年02月28日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:要約 |
| 要約 : 本研究は,X上で観察される「風呂キャンセル界隈」の言説を対象に,カテゴリー・エントリー・ポイントの観点から,カテゴリー想起を起動する入口語彙を可視化することを目的とする。2025年12月10日〜26日の公開投稿(重複・広告等除外後N=690)を対象に,CEP三層(状況・制約/ミニ儀式/評価語彙)の出現有無をコード化し,頻度(n,%)を算出した。結果として,状況・制約は166件(24.1%),ミニ儀式は25件(3.6%),評価語彙は128件(18.6%)で観察された。すなわち,本データでは入浴可否が寒さ・体調・帰宅の遅さ等の条件提示として短文化されやすく,他方で清拭・ドライシャンプー等の工程分割(ミニ儀式)は,少数だが入口から代替ケア選択へ接続する手順語彙として提示される。以上より,界隈言説の観察はコミュニティ運営ではなく,条件語彙を起点とする購入入口設計(検索・売場・EC導線)へ転写可能な語彙資源の抽出として位置づけられる。 |
| 謝辞 : 本研究の着想形成にあたり,日本マーケティング学会ナラティヴ・マーケティング研究会での議論から多くの示唆を得た。とりわけ,松井剛先生(一橋大学)ならびに津村将章先生(神奈川大学)には,界隈言説をめぐる論点整理と分析視角の精緻化に関して貴重な助言を頂いた。また,早稲田大学名誉教授の内田和成先生には,本稿の仮説設定を考察する上で重要な指針を賜った。ここに記して深く感謝申し上げる。 |
| キーワード : 界隈言説 カテゴリー・エントリー・ポイント 入口語彙 メンタル・アベイラビリティ ブランド・パブリック |
| ページ : p. |
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