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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
アニメ映画プロデューサーの志向性 |
混合研究法によるインタビューデータ分析 |
森川 美幸 青山学院大学 特別研究員 |
細田 高道 青山学院大学 教授 |
発行:2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 日本はアニメ大国であると言われる。その人気は国内だけに留まらず,海外でも“Anime”という一大ジャンルを築いており,国が推進するクールジャパン戦略の中心に据えられている。日本アニメはビジュアル,テーマ,ファン文化など,通常のアニメーションとは一線を画す特殊性を有しており,多くの研究者の興味の対象になってきた。その特殊性の一つにアニメ・プロデューサーの監督第一主義が挙げられる。時にビジネスよりも芸術性を優先するこのスタイルは,現在の主流である利益優先のハリウッド型システムとは対極にある。特徴的なのは,日本のプロデューサーが実績ある監督だけでなく,まだ実績のない若手監督にも権力を与える点である。その根底にはどのような目論見や信条があるのか。本研究では若手監督を起用したアニメ映画プロデューサー6名へのインタビューを量的手法であるテキストマイニングで分析し,先行する質的分析と併せて彼らの志向性を明らかにする。 |
謝辞 : |
キーワード : コンテンツ産業 テキストマイニング コレスポンデンス分析 |
ページ : pp.300-311 |
ファイルサイズ : 1,740KB |
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