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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
社会的つながりの可視化によるエシカル消費への影響について |
古結 悠 関西学院大学 商学部 学生 |
発行: |
分類:U24報告 |
掲載形態:要約 |
要約 : 本論文では,エシカル消費において「自分ごと化」を軸に,①解決する課題と自己との関連性の認知,②自身が何をどうすればいいかという具体性の深化を推進するモデルの作成を目標にした。その中で社会的つながりの可視化に着目し,特性としての自己肯定感の高低,解釈レベルの高低との交互作用でエシカル製品の購入意図に影響を及ぼすかどうかを分析した。その結果,残念ながら交互作用の仮説は支持されなかったが,社会的つながりの可視化をありにした物流面でのエシカルな訴求をしたDチョコレートにおいてのみ,購入意図が高まることが分かった。エシカル意義の種別にもよるが,マーケティング変数として社会的つながりの可視化有無が有効である可能性が示唆された。 |
謝辞 : |
キーワード : 自己肯定感 解釈レベル エシカル消費 社会的つながり グリーン消費 |
ページ : p. |
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