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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
海外消費者の日本酒パッケージデザインに関する選考度分析 |
森 涼太 東京理科大学 創域理工学研究科 修士 |
発行: |
分類:U24報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究は,日本国内で日本酒需要が減少する一方,海外市場が拡大している現状を背景に,シンガポールにおける消費者のパッケージデザインに対する選好傾向を明らかにし,日本酒市場のさらなる拡大に向けた知見を提供することを目的とする。具体的には,「SAKE」,「浮世絵」,「酒蔵」,「天然水原料」,「障害者雇用」をテーマとした5種類のデザインに対する選好度を調査し,選好度の高いデザイン別にセグメント分析を行った。その結果,購入頻度が高い消費者層の中にも,付加価値を重視する層と,安価でシンプルな日本酒を求める層が存在することが明らかになった。また,日本酒の伝統や地域性を重視して高い支払意志額を示す層や,品質や安全性に対して高い支払意志額を示す層も特定された。さらに,パッケージデザインの選好度に基づくセグメント分析では,浮世絵をモチーフにしたデザインを好む消費者が,日本酒の多様な価値を認識することで支払意志額が向上することが確認された。これらの結果は,日本酒の多様な特徴を最大限に活用し,地域や文化に根ざした付加価値を強調することで,日本酒の認知度と競争力を向上させる可能性を示唆している。 |
謝辞 : |
キーワード : 日本酒 パッケージデザイン シンガポール 消費者セグメント |
ページ : pp. |
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