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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
ライフ・ストーリー・インタビューによるブランド形成要因の探索 |
アイデンティティ形成に関わるブランド体験 |
櫻井 光行 株式会社ビジネス・デザイン・アソシエイツ |
発行:2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 象徴的意味を持つ価値の高いブランドがどのような体験から形成されるのかを,ライフ・ストーリー・インタビューを通じて探索した。消費者はライフ・ヒストリーの中でブランドと出会い,さまざまな体験をし,その記憶を蓄積・構造化するが,その中でもアイデンティティの形成に関わる体験を通じて価値の高いブランドを形成するとの結論を得た。アイデンティティには社会的アイデンティティと個人的アイデンティティがあるが,企業は前者に関わる準拠集団を通じた社会的意味の共有を図るとともに,後者に関わるブランドの個人的体験に有効にコミットすることが重要である。特にアイデンティティ形成期である思春期・若年期に精緻化につながる体験をしてもらう必要性を指摘した。 |
謝辞 : |
キーワード : ブランド・スキーマ 自己スキーマ 社会的アイデンティティ 個人的アイデンティティ 精緻化 |
ページ : pp.223-235 |
ファイルサイズ : 851KB |
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