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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
情報システム・サービスにおける顧客が求めるセールスの特徴 |
畠山 健太 富士通株式会社 シニアマネージャー |
発行: |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 製造業のサービス化は,市場性と収益性の観点からも有効な戦略の一つである。サービス化においては,顧客との接点であるセールスの役割が重要であるが,セールス組織を製品志向からサービス志向に移行させることは容易ではない。本研究では,情報システム・サービス業界を対象に,受益者である顧客へのアンケートを通じて,「サービス・セールスの特徴」と,「優れたサービス・セールスに求められる個人変数」が,営業成果に与える影響を調査した。具体的には,先行研究に基づき「サービス・セールスの特徴」と,「優れたサービス・セールスに求められる個人変数」を「自己成熟度因子」「貢献意欲因子」「共創行動因子」の3つに分類し,これらの因子と営業成果の関係性を調査した。その結果,セールス担当者が自己啓発により自己成熟度を高めて,積極的な姿勢により貢献意欲を高めても,営業成果に直接的には影響しないことが明らかとなった。顧客がセールスに期待していることは,内面的な特性ではなく,顧客の業務課題を解決するための具体的な「共創行動」である。 |
キーワード : サービス・セールスの特徴 優れたサービス・セールスに求められる個人変数 自己成熟度 貢献意欲 共創行動 |
ページ : pp. |
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