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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
女性のヘルスリテラシー向上による価値共創戦略 |
渡邊 友弥 あすか製薬株式会社 経営企画部 |
山下 貴子 同志社大学大学院ビジネス研究科 |
発行: |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 女性の月経に伴う症状による労働生産性の低下に伴う経済損失は4,911億円(2013)と推計されており,女性就業者数が増え続けている現代においては,経済損失がさらに拡大していると考えられる。本研究は,定量調査を用いて「月経困難症」「ヘルスリテラシー」「労働生産性」の関連性を分析し,月経に伴う症状を改善するために女性の産婦人科受診を促す仕組み作りを明らかにした。これまで、産婦人科受診の促進と3要素の関連性を同時に検討した報告は見られず、本研究は女性が働きやすい環境作りにむけて意義あることと考えた。さらに行政や企業等が中心となる持続的かつ効果的な取り組みとしてCreating Shared Value(CSV:価値共創戦略)の考えに立脚した考察や提言を行った。 |
キーワード : 月経困難症 ヘルスリテラシー 労働生産性 Creating Shared Value ペイシェント・ジャーニー |
ページ : pp. |
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