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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
新しい価値規範の変容に関する基礎的理論の整理と考察 |
‐ポジティブな連想をいかに創るのか‐ |
本庄 加代子 東洋学園大学 現代経営学部 教授 |
発行:2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本稿では,「どうすれば,ブランドや商品に対する連想をポジティブなものへと変えられるのか」という問題意識を起点とし,人々の購買行動を規定する価値規範を手掛かりに,基礎的理論を整理する。そのアプローチとして,個人,集団,社会という視点から,個人の意思決定を規定する価値規範を中心に,各概念間の関係性を理解しながら体系化した。その結果,価値規範はフレームによって影響され,フレームは価値規範によって生成されるものであり,人と集団の間のコミュニケーションによる,意図的なフレームの調整によって操作可能であり,そのモデルとして市場創造における正当性のプロセスと,アジェンダセッティングの概念を連想の変容につながるものであると位置づけた。 |
キーワード : コミュニケーション アジェンダセッティング 価値規範 |
ページ : pp.148-154 |
ファイルサイズ : 450KB |
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