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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
VR空間における顧客のブランドイメージの変化について |
ラグジュアリーブランドが若い新規顧客を呼び込むイノベーティブな施策の有効性 |
積 高之 関西学院大学大学院博士課程 |
発行:2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究では、VR空間での消費者行動の研究の一環として、「ラグジュアリーブランドがVR空間を活用し若年層との接点を増やし、好感を得る」という戦略をいくつか概観する。その中でVR空間の一つであるRoblox内にあるGUCCI Townを取り上げて実験と調査を行った。具体的には、ファッション専門学校の学生にゲームをプレーしてもらい、その後アンケートを回収して感想を聞いた。その結果、仮想店舗体験によって、対象顧客と想定している層の、ブランド好感度と推奨度などのブランドイメージはほぼGUCCIの意図するものに変化していることが明らかになった。ただし肝心の「購入意欲」にはゲーム前後で有意差はなかった。これはハイブランドの販売戦略としては正しいものなのか。 |
キーワード : 顧客体験 ブランドイメージ ハイブランド |
ページ : pp.53-58 |
ファイルサイズ : 381KB |
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