オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
AIを活用したSNS画像分析による「センス・オブ・プレイス(場所の感覚)」 の探索に関する一考察 |
イメージマイニングによる意味風景を求めて |
若林 宏保 横浜商科大学 商学部 教授 |
宮崎 暢 株式会社電通 クリエーティブプランナー |
発行:2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究は,人文地理学における「センス・オブ・プレイス(場所の感覚)」について,SNS画像データをもとに把握・分析し,プレイス・ブランディング戦略策定に向けたイメージマイニングの有効性を検討することを目的としている。分析手法は既に実施した調査の限界と課題を明らかにした上で,「横浜」及び「金沢」に関する版権をクリアした画像によるイメージマイニングマップを作成し新たな解釈を加えた「意味風景」を描写した上で,テキストマイニングで得られる解釈との違いを明らかにしていった。 分析の結果,イメージマイニングによって,テキストマイニングでは得られない潜在的な場所の世界観を把握できる可能性があることがわかった。イメージマイニングによるメタレベルの解釈をコンセプトとして開発することで,新たなプレイスの方向性を導くことができることが示唆された。 |
キーワード : プレイス・ブランディング センス・オブ・プレイス イメージマイニング 地域活性化 |
ページ : pp.59-67 |
ファイルサイズ : 3,979KB |
>一覧