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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
新製品のプロトタイピングにおける顧客フィードバックの潜在的評価の測定 ― GNATを用いて― |
三冨 敬太 慶應義塾大学大学院 博士後期課程 |
鍬 真衣 東京女子大学大学院 博士前期課程 |
田中 章浩 東京女子大学心理学専攻 教授 |
白坂 成功 慶應義塾大学大学院 教授 |
発行:2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 新製品開発においては顧客のニーズを捉えることが不可欠であり,そのための重要な手法の一つがプロトタイピングである。プロトタイピングを通して開発中の製品をプロトタイプとして顧客に提示することでフィードバックをもらい,プロトタイプを修正するプロセスを繰り返すことで,顧客のニーズに近づけていくことができる。しかし,プロトタイプを顧客に提示して口頭によるインタビューでフィードバックを受ける場合,顧客が批判的な評価を避けることが指摘されている。つまり,正確なフィードバックが得られない可能性がある。そこで,意識的に回答を統制することが困難である潜在態度を用いる方法であるThe Go/No-go Association Task(GNAT)を用いて,プロトタイプを顧客に提示した際のフィードバックにおいて,顧客のニーズの潜在的な評価を確認することで,製品プロトタイプに対する顧客の正確なニーズを測る方法を作成した。 |
キーワード : プロトタイピング GNAT フィードバック コミュニケーション |
ページ : pp.203-210 |
ファイルサイズ : 753KB |
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