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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
B2BブランドのCSR・財務的な特徴 |
真鍋 友則 中央大学 企業研究所 客員研究員 |
石島 博 中央大学大学院法務研究科 |
久保 知一 中央大学 商学部 |
発行:2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:報告概要 |
要約 : 本稿では企業のB2Bブランドとその財務的な特徴,およびCSR評価との関連について分析を行った。その結果,ビジネス上のステークホルダーからのB2Bブランド評価の高い企業は,規模(従業員数)が大きく,自己資本利益率と売上成長率が高く,創業年数が長いという財務上の特徴をもつことがわかった。また,CSR評価との関連では,CSR社会性との間に特に強い相関が見出された。一方,企業固有の時間不変的な要因を除去し,B2Bブランド評価変動との関係性に注目した分析においては,財務特性ではROEの変化,CSR評価では企業統治との間に正の関連が見出された。この結果はROEが改善した企業,企業統治の評価が改善された企業は,B2Bブランド評価が向上していることを表す。 |
謝辞 : |
キーワード : B2Bブランド CSR ステークホルダーマネージメント |
ページ : pp.196-197 |
ファイルサイズ : 183KB |
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