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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
歯周病は,いかにして社会へ広がったのか |
― 歯槽膿漏から歯周病への変容プロセスの分析 ― |
小山 まい 修士課程 |
発行:2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本稿の目的は,1980年代までは認知されていなかった歯周病が広く社会に認知されるプロセスについて,メガマーケティングの観点から分析し,新たな知見を得ることである。そのため,まず業界や行政の動きについて確認した。 次に,記事検索で収集したデータを10年単位で分け,歯周病に関する言説がいかに生成され,変容したかをテキストマイニングで分析した。その結果,1990年代にメーカーがマーケティング活動を積極的に展開し,歯槽膿漏から歯周病への転換が急速に進んだことが明らかになった。ただし,2020年代においても,歯周病のケアや検診,受診の定着には至っておらず,社会規範的な正当性や一般的な妥当性の確立の途上にあることもわかった。 本稿で得られた知見は,規制産業である医療やヘルスケアの分野において,新しい疾患の認知をマーケティングによっていかに高め,普及させるかを考える手がかりとなる。 |
謝辞 : |
キーワード : メガマーケティング 医療マーケティング テキストマイニング |
ページ : pp.98-105 |
ファイルサイズ : 2,015KB |
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