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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
地域ブランディング再考 |
文脈価値の視点から |
宮脇 靖典 岡山理科大学 経営学部 教授 |
発行:2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:報告概要 |
要約 : COVID-19発生後の地域ブランディングには,交流人口に依存することなく関係人口や定住人口の拡大をはかることが求められている。そこで,本稿は地域空間ブランディングに焦点を当て,それを,文脈価値を共創するかたちで進めていく可能性について考察する。具体的には,写真というコトによる町おこしや,ふるさと納税の株主制度化,ライフイベントに寄り添う定住促進等,文脈価値の共創による地域空間ブランディングの実践がみられる東川町(北海道)の事例に注目する。その結果,COVID-19発生後の新たな課題に対応する地域空間ブランディングを持続可能なものにする鍵は,文脈価値の共創について,その機会を多元的に提供する間口の広さと,その多様なレベルを容認する懐の深さにあるという示唆が得られた。 |
謝辞 : |
キーワード : 地域空間ブランディング 価値共創 東川スタイル |
ページ : pp.129-130 |
ファイルサイズ : 193KB |
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