オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
SNSで踊る社長と企業イメージの研究 |
TikTokを活用した採用活動において就活生が抱く企業イメージとは |
谷村 将太朗 中央大学 国際経営学部 学生 |
中村 潤 中央大学 国際経営学部 教授 |
発行:2022年11月11日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 株式会社リクルートキャリア(2021)の調査によると近年,採用活動のオンライン化により企業は「職場の雰囲気」や「社員の人柄や魅力」を伝えづらくなっている。一方で,TikTokを利用することで組織の雰囲気を発信し,採用活動で成果を上げている企業も存在する(三陽工業株式会社, 2022)。本研究では,企業戦略,企業規模,将来性,企業文化,経営者,従業員,職場の雰囲気といった多角的な側面から,TikTokで人気の歌とダンスを用いた企業の就活生向けリクルート動画による企業イメージを分析した。分析は等分散性を仮定するt検定の両側検定により有意差のある平均値と因子分析により企業イメージの特徴づけを行った。因子は,アットホーム,自己成長,堅実性の三因子が見つかり,TikTokのリクルート動画は,アットホームな企業イメージを印象付ける一方で堅実性を低下させることを発見した。 |
謝辞 : 本研究にあたり,動画撮影にお力添えいただきました,富山大学の谷村英一様に深く感謝申し上げます。また,活発な意見を交わし,アンケート調査に協力してくださいました,中村潤研究室の皆様に心より感謝申し上げます。 |
キーワード : ソーシャルメディア アットホーム因子 プロモーション戦略 |
ページ : pp.270-276 |
ファイルサイズ : 851KB |
>一覧