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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
年齢・時代別データの分析に基づく乳癌死亡と食の嗜好の関係に関する研究 |
華山 宣胤 尚美学園大学 芸術情報学部 教授 |
発行:2021年10月29日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 近年,いわゆる「健康食品」に関するマーケティングが注目されている。健康問題について,世界的な問題である50歳以上の女性の乳癌に注目すると,近年の増加の要因として,年齢による女性ホルモン分泌量の変化,少子化,働く女性,40歳以上で初めて妊娠する女性の増加に加えて,食文化の西欧化が指摘されている。そこで本研究では,人々の料理に関する嗜好の変化が乳癌死亡に影響を議論するために,50歳以上の女性に関する乳癌死亡者数データと「好きな料理(ビーフシチュー」「焼き魚」「カレーライス」など28種類)」に関する調査データを提案する手順に基づいて分析を行った。結果からは,ビーフステーキ・ローストビーフとハンバーグステーキの嗜好の増加が乳癌死亡の増加に影響を与えたという知見が得られた。 |
謝辞 : 本研究で扱ったデータを得るために利用したJNNデータバンクを運営する株式会社ジェーディーエスに感謝申し上げます。 |
キーワード : 体験効果 年齢効果 年齢・時代・コホートモデル 年齢・体験モデル |
ページ : pp.77-83 |
ファイルサイズ : 1,207KB |
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