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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
DX推進に向けた日本のIT技術者育成に関する一考察 |
- 職業イメージ醸成の視点から - |
進藤 美希 東京工科大学 メディア学部 教授 |
鈴木 重徳 情報通信医学研究所 主幹研究員 |
発行:2021年10月29日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 日本のDXを進めるためには,IT技術者育成が急務である。しかし日本ではIT技術者は少なく,職業イメージは悪い。将来のIT技術者候補である日本人学生も,IT業界に対してネガティブなイメージを持っている。一方,グローバルでは,IT技術者に対するイメージは高く年収も高い。本論文では,日本人学生にグローバルな IT技術者の真の姿を教えることで,彼らが,英語に堪能なIT技術者となることを積極的に目標とすることができ,さらに,古い日本のIT業界の慣習にとらわれない,グローバルな活躍が可能となるのではないかと考えた。 上記の仮説を検証するため,2021年に,学生にアンケートを行った(N=205)。最初に,現在IT技術者へ持っている志望度,イメージ,継続学習や英語への学習意欲について訊ねた。その後,IT技術者についてのグローバルでの適切な情報を伝え,これにより,学生のIT技術者への志望度が変化するかを調べた。結果,適切な情報提供により,IT技術者への志望度が向上することが示された。 |
謝辞 : |
キーワード : IT技術者 先端IT技術者 クリエイティブ グローバル化 |
ページ : pp.167-173 |
ファイルサイズ : 526KB |
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