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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
テレワークを理念浸透のチャンスに変え,組織を強くする方法論 |
テレワークで人は理念を意識するか,働き方に影響するか |
深澤 了 むすび株式会社 代表取締役 |
発行:2021年10月29日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : ビジネスパーソン500人にテレワーク下においての理念浸透の意識,働きやすさ,やりがい,副業・フリーランスへの影響,愛着度,生産性,活躍イメージなど15の質問を行い,現在の理念共感や採用時の理念共感を軸に分析を行った。結果,採用時の理念共感は現在の理念共感に大きく影響し,またそれらは各項目に正の影響力を持つことが回帰分析によってわかった。また各項目はコミュニケーションの頻度においても回帰分析により正の影響力を持つことがわかった。つまりテレワーク状況下においても重要なのはコミュニケーションの頻度や質である。従業員といかに理念浸透を意識しながらコミュケーションを行うかということは,すなわち組織をどうつくりあげていくかということと同義であり,理念浸透というとプロモーションの社内版のような一方的な施策が一般的であるが,そうではなく,企業の目指すべき方向性と従業員との接点(=やりがい)を見つけ出し,それを軸にコミュニケーションを頻度高く図っていくことが,重要であることが示唆される。 |
謝辞 : |
キーワード : インターナル ブランディング テレワーク 組織開発 |
ページ : pp.339-348 |
ファイルサイズ : 506KB |
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