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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
地方創生・大学プロジェクトによる地域活性化に関する研究 |
マーケティングを学ぶ学生が経営する飲食店・DK art café |
松林 賢司 金沢工業大学教授 |
香林亜実 金沢工業大学 |
発行:2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : マーケティングを学ぶ学部生にとって現状の大学カリキュラムは理論に加えて他者の事例を取り上げるパッシブな研究内容が一般的であり, 本学においても学生自らが実社会でマーケティング理論を活用した実験を伴うアクティブな研究は実施されていなかった。 かかる中, 当研究室は「やってみる経営学」をコアコンピタンスとして理論を実践習得する環境づくりを行っている。 本研究では当研究室が中心となって2015年に起業, 営業を開始した地方創生を目的とした飲食店「DK art café」の事例において, そのマーケティング戦略と初心者でも扱いやすいマーケティングの重要学説の飲食店, 即ち地方創生の要ともいえるスモールビジネスでの実務活用の為の効果的なフレームワークの策定を行い, その地方創生効果を定性的, 定量的に評価する。 起業時に5名でスタートした飲食店「DK art café」も現在では全学67名の学生がマーケティングを実体験できる実験設備として活用されており, 観光客・地域住民と現実に係りながら店舗経営することによって学生たちの学習成果が社会に反映でき, PDCAを体得できる施設となっている。 |
謝辞 : |
キーワード : やってみる経営学 地方創生 マーケティング教育 |
ページ : pp.80-86 |
ファイルサイズ : 1,002KB |
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