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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
生命保険営業の変遷と今後の動向 |
-ポスト・コロナのリレーションシップ・マーケティング- |
出野 和子 関西学院大学経営戦略研究科研究科研究員 |
発行:2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 日本の生命保険は長らく対面販売により営業を行ってきたが,近年はネット生保と呼ばれるインターネット専売の生命保険会社も出現している。しかし,販売件数は伸びず,ネット生保が人的販売に取り組む動きもある。 一方,伝統的な対面販売が主体の大手生保は,昨今の新型コロナウィルス感染拡大の対策として非対面チャネルの拡大を模索している。営業職員との長期間に及ぶ関係性構築をベースとした生命保険営業は,今後大きく転換することを余儀なくされている。 本稿は,日本の生命保険販売の特異性を踏まえ,ポスト・コロナ時代に望まれるリレーションシップ・マーケティングの課題について,コロナ発生後の新聞記事から各社の取り組みを分析した。 非対面チャネルへのシフトを前提とした今後の生命保険営業の在り方について考察する。 |
謝辞 : |
キーワード : 非対面チャネル ネット生保 関係性構築 |
ページ : pp.205-211 |
ファイルサイズ : 549KB |
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