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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
サービスの効果の検討のための分析アプローチの構築 |
今村 一真 茨城大学 人文社会科学部 教授 |
陳 晨 茨城大学大学院 人文社会科学研究科 |
発行:2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 顧客の行動の変容とともに,サービス利用は変化する。とりわけ新型コロナウィルスの感染拡大は,顧客の行動を変容させており,サービス利用は外的な環境要因にも影響を受けることを鮮明にしている。そこで本研究は,こうした外的要因の影響を踏まえた,サービス利用の効果をどのように説明できるのかについて,検討を進める。主に顧客理解に基づくサービス・マーケティング研究の進展を確認したうえで,必要な議論を展開する。さらに,サービスは顧客の認識が重要になるほか,顧客の日常における位置づけとともに価値が異なってしまう。そこで,事例研究を展開するために必要な研究の手法にも言及することで,さまざまな現象を踏まえた研究の可能性を示している。 |
謝辞 : |
キーワード : サービス 価値共創 存在論 認識論 経験的構成主義 |
ページ : pp.313-322 |
ファイルサイズ : 991KB |
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