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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
| プラットフォームビジネスにおけるコーペティション・ベースのビジネスモデル革新に関する考察 |
| Yahoo!ニュースの事例研究に基づく仮説提示 |
| 富樫佳織 愛知淑徳大学 創造表現学部 准教授 |
| 発行：2020年12月16日 |
| 分類：一般報告 |
| 掲載形態：報告概要 |
| 要約 ： ICT技術の進化がもたらした産業構造変化により，企業が単独で競争優位性を追求するのみではなく，他社との協調において価値創造・価値獲得を行うコーペティションが注目されている。本稿では，コーペティション・ベースのビジネスモデル(BM)革新がいかに起こるのかについて，事例研究に基づく仮説提示を行う。分析から，（1）企業双方が模倣障壁の高い固有資源を持ち，それらが相互ホールドアップ状態にある際に，コーペティション・ベースのBMが継続する，（2） BM革新は，コーペティション特有の緊張感がドライバーとなり成立する，（3） 企業間における固有資源の交換が，コーペティション・ベースのBM革新に作用する，という点を明らかにする。 |
| 謝辞 ： 本論文の執筆にあたり、ご多忙の中、インタビュー取材をご快諾くださったヤフー株式会社 ニュース本部 本部長 片岡裕様に心より御礼を申し上げます。 |
| キーワード ： 資源ベース理論 プラットフォーム戦略 価値創造 価値獲得 バリューチェーン |
| ページ ： pp.282-283 |
| ファイルサイズ ： 210KB |
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