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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
日本におけるコーズ・リレーテッド・マーケティングの浸透可能性に関する研究 |
平岩 英治 大阪経済法科大学 経営学部 准教授 |
本下 真次 関西学院大学 客員研究員 |
相島 淑美 関西学院大学大学院 非常勤講師・翻訳家 |
佐藤 善信 関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究では,日本におけるコーズ・リレーテッド・マーケティングの浸透可能性について考察し,以下の点を示している。 それは,日本におけるCRMの浸透要因の発見と,浸透要因の氷山モデルの構築である。浸透要因の発見では,親近性,選好性,透明性,持続性,適合性の5つを発見したことである。親近性とはコーズが商品などの対象顧客が身近に感じる支援対象でないと浸透しにくいこと,選好性とはコーズが商品などの対象顧客が好む支援対象でないと浸透しにくいこと,透明性とはコーズがその内容や仕組みがわかりにくいと浸透しにくいこと,持続性とはコーズを企業の本業の中で行い,本業以外で無理をすると持続しにくいこと,適合性とはコーズが商品やブランドのイメージと合うものでなければ浸透しにくいことである。そして,浸透要因の氷山モデルの構築では,発見した5つの浸透要因の関連性を表した氷山モデルを構築したことである。 |
謝辞 : |
キーワード : 文化 心理 サスティナビリティ 浸透要因 |
ページ : pp.45-52 |
ファイルサイズ : 549KB |
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