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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
帰納的セグメンテーションアプローチによるマーケティング戦略 |
陸上日本選手権来場者アンケート調査から |
西尾 建 山口大学 経済学部 准教授 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究の目的は、陸上日本選手権の来場者データをもとにマーケティング戦略プロセスを示すことである。データは公益財団法人日本陸上連盟の協力を得て、2年にわたって陸上の日本選手権の会場で実施した。分析は来場者のアンケート調査(N=1132)をもとに、来場動機の属性を調べ市場を細分化し(Step 1)、動機項目と満足度項目の違いを独立t検定及びOne Way-ANOVEで分析しマトリックスを作成し(Step 2)動機及び満足度を探索的因子分析により要因を特定しスコアを比較した(Step 3)。因子分析で抽出した動機、満足度と再訪意図の関係を全来場者、2018年山口大会来場者、2019年福岡大会来場者、それぞれの構造方程式モデル(Structure Equation Modelling)を作成し考察した(Step 4)。今後の陸上イベント来場者への戦略の示唆とあわせて、帰納的セグメンテーションアプローチによるマーケティング戦略を示した。 |
謝辞 : |
キーワード : 帰納的セグメンテーションアプローチ スポーツ観戦者 構造方程式モデル 顧客特性分類 マーケティング戦略 |
ページ : pp.194-203 |
ファイルサイズ : 703KB |
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