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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
マルチロールアクターの製品販売価格から見る消費者間取引市場の特徴 |
ハンドメイド市場を対象として |
鴇田 彩夏 一橋大学大学院 商学研究科 博士後期課程 |
発行:2019年11月26日 |
分類:博士単独報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 近年のICT技術の発展と普及に伴い,多くの新しい市場が生まれ,多様化した結果,企業や人々の取引形態やその役割も大きく変化した。特に,今までモノ・サービスを購買する消費者であった一個人が売り手となって取引を行う消費者間取引が盛んに行われるようになったのは,大きな変化の1つといえるだろう。本論では,消費者間取引市場に焦点を当て,この取引の性質を反映する存在としてマルチロールアクターを提案する。そして,彼らがどのような存在なのか,具体的な行動について,マルチロールアクターが販売する製品の価格が市場全体の平均価格よりも低いという仮説を提案し,検証する。結果,彼らの製品が市場内で比較的低価格で販売されていることが明らかとなった。 |
謝辞 : |
キーワード : C2C プラットフォーム クリエイター アマチュア 社会的動機 |
ページ : pp.381-388 |
ファイルサイズ : 443KB |
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