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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 |
観光地域の競争力を決定する要因は何か? |
-観光消費決定要因に関する実証分析- |
尾崎 文則 |
発行:2016年10月12日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 観光産業は今後も成長が見込まれる産業分野のひとつである。 政府や地方自体体,各種企業などの観光経営主体は地域の観光需要を創造し,観光消費を増大させるため,様々な観光振興策に取り組んでいる。 しかしながら,観光消費を増大させるためにどのような施策が有効か, 実業界において統一的な見解は生まれていない。 本稿では,観光地域の競争力を観光消費額と定義し, 観光消費に影響を与える要因として,観光インフラストラクチャー, 観光資源,観光プロモーションという3つの変数に着目した。 日本の都道府県単位の各種統計データをもとに分析を行い, 観光インフラストラクチャー,観光資源,観光プロモーションが 観光消費に影響を与えていることを実証した。 さらに,観光消費創造モデルと観光システム拡大モデルを提唱し, 観光消費が創造され,拡大していくモデルの妥当性を実証した。 |
キーワード : 観光地域 競争戦略 デスティネーションマーケティング 観光統計 観光消費 |
ページ : pp.92-106 |
ファイルサイズ : 625KB |
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