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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
O2Mのショールーミング型店舗とその可能性 |
ハードウェア・スタートアップ企業の事例研究 |
浅野 陽介 早稲田大学大学院 経営管理研究科 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:報告概要 |
要約 : 日本の国際競争力は長年ものづくり産業に支えられてきたが,中国やASEANなどの新興国の台頭や複雑な製造工程を必要としないデジタル化の進展とともに勢いを失っている。しかし,工場設備の稼働データの活用等,ものづくりに連動したIoTの分野において,GAFAのような巨大IT企業とは異なる形で,日本がプラットフォームを獲得できる可能性も残されている。 一方,米国では近年,ハードウェア・スタートアップ企業の商品を中心に陳列・販売する新たなショールーミング型の店舗業態が注目されている。そこで本稿では,そうした新たなショールーミング型店舗をO2M(offline to Makers)と称し,日本企業へのインタビュー調査と海外および日本の先行事例の分析に基づき,O2Mが解決する課題と今後の可能性について考察を行う。そのうえで,O2Mのショールーミング型店舗が,日本のハードウェア・スタートアップ企業を支援する有望なマーケティング施策であることを示唆する。 |
謝辞 : |
キーワード : O2M ハードウェア・スタートアップ企業 ショールーミング IoT 事例研究 |
ページ : pp.317-318 |
ファイルサイズ : 321KB |
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