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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
在邦製薬企業のCreating Shared Value実践に関する検討 |
寺澤 佳大 同志社大学大学院ビジネス研究科 |
山下 貴子 同志社大学大学院ビジネス研究科 教授 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本稿では製薬企業が持つ強み(経営資源・専門性等)を活かし,ビジネスとして社会問題を解決するCreating Shared Value(以下,CSV)の概念の有用性を検討した。分析対象として在邦製薬企業群と,比較対照となるCSV実践企業群のアニュアルレポートをテキストマイニングを用いて統計的分析を行い,その結果を解釈したところ,在邦製薬企業群はCSV実践企業群に比して有意にCSV実践水準が低いことが示された。この結果をもとに,在邦製薬企業に対して新たなプロモーション戦略としてCSV実践手法を応用した「疾患治療でのクラスターの形成」を提言し,医師のみでなく疾患治療に関わる主体全てに対してアプローチすることの意義と具体的にもたらされるメリットを提示した。 |
謝辞 : |
キーワード : CSV CSR 製薬企業 テキストマイニング 計量テキスト分析 |
ページ : pp.61-68 |
ファイルサイズ : 643KB |
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