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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
製造業における価値共創実践のためのフレームワーク |
コマツの事例の分析から |
清野 聡 安田女子大学現代ビジネス学部教授 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:報告概要 |
要約 : 2004年にVargo and Lusch(2004)がSDロジックを提唱して以来、サービスの概念でマーケティングを捉える研究が近年盛んである。Grönroos(2006)は実務的な視点からサービスロジックを提唱し、企業が顧客と直接的な相互作用を行い,価値を生み出す価値共創という概念を示した。本稿は,価値共創マーケティングを製造業にどのように適用すればよいか,そのためのフレームワークを明らかにすることが目的である。そのためにコマツのKOMTRAXを事例として取り上げ,インタビュー調査により実態の解明を行った。分析にあたり,接点(Contact),コミュニケーション(Communication),共創(Co-Creation),文脈価値(Value-in-context)の4Cアプローチ (村松2015)を用い,どのようなマーケティングが行われているかを明らかにし、価値共創を行う上でのフレームワークを導出した。 |
謝辞 : |
キーワード : 製造業のサービス化ームワーク 価値共創 直接的相互作用 実践のためのフレームワーク 事例研究 |
ページ : pp.288-289 |
ファイルサイズ : 215KB |
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