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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 |
日本におけるキャラクター・ライセンス・ビジネスに関する考察 |
新たなビジネスモデルについての提案 |
簡 逸威 |
発行:2016年10月12日 |
分類:博士単独報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 1963年に「鉄腕アトム」の放送の開始に伴って,日本アニメのキャラクター・ライセンス・ビジネスが始まった。一方,過去数十年間で日本の経済は,高度成長を経てバブル崩壊などにより大きな打撃を受けた。しかしながら,キャラクター・ライセンス・ビジネスは発展が目覚ましく,日本の重要な経済源の1つとなっている。 本稿では,日本におけるキャラクター・ライセンス・ビジネスの分類と現状を分析し,ライセンサーが海外市場(中国)開拓に関する問題の解決に向けて努力できることを考察し,支援機構が設置されることが必要であるという結論を導く。この研究テーマを進めるにあたり先ず初めに,日本のキャラクター・ライセンス・ビジネスの(1)分類,(2)ビジネスモデルの現状,(3)問題点を整理する。次に,将来発展する様々な可能性を思索し,「ジャパ・キャラブランドセンター(JCBC)」という支援機構を提案する。最後に,JCBCの妥当性を分析し,改善方法と今後の展望について述べる。 |
キーワード : キャラクター ビジネスモデル ライセンス アニメ ゆるキャラ |
ページ : pp.414-426 |
ファイルサイズ : 1,111KB |
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