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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
自動車市場の構造変化とモデルチェンジ戦略の変容 |
日米欧トップメーカー5社の国際比較研究 |
羽鳥 百合子 早稲田大学大学院 経営管理研究科 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 自動車業界において,モデルチェンジは買い替えを促し,ブランドの鮮度を保つ効果的なマーケティング戦略である。1920年代のGMにおける年次のモデルチェンジ以来,世界の自動車メーカーは定期的なモデルチェンジを行い,需要を刺激して市場を拡大してきた。しかし,2008年のリーマンショック以降,中国やインドが台頭する一方で,日本やドイツは後退し,市場には構造変化が生じている。 自動車業界におけるモデルチェンジ戦略について,先行研究では日系メーカーのモデル数の多さとモデルチェンジ周期の短さが指摘されてきた。しかし,市場の構造変化とともに,その様相も変化していることが予測される。 そこで本稿では, 2000年から2018年までの18年間における日欧米の自動車トップメーカー5社のモデルチェンジを経時的に分析する国際比較研究を行った。その結果、日本と欧州の間でモデルチェンジ期間の長さが逆転し,モデルチェンジ戦略が変容していること等が明らかになる。 |
謝辞 : |
キーワード : モデルチェンジ 自動車 国際比較 経時的分析 |
ページ : pp.328-335 |
ファイルサイズ : 1,156KB |
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