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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
「神戸発。多彩な万年筆インクによる地域創造」 |
Kobe INK物語のケーススタディ |
辻村 謙一 学校法人辻村学園理事 |
佐藤 善信 関西学院大学専門職大学院教授 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 2007年から,神戸市のそれぞれの地区に相応しい色のインクとその地区の物語を,セットで展開しているナガサワ文具センターのKobe INK物語は,2018年に日本マーケティング大賞奨励賞を受賞した。Kobe INK物語のヒットによって,ご当地インクの開発がブームとなり,筆記具の中で唯一,万年筆の売上が上昇するようにもなった。Kobe INK物語はプレイス・ブランドとしてなぜ成功したのであろうか。本稿では,Kobe INK物語の開発ストーリーが日本人受けしやすいい点,またセルフ・コンパッションと主観的オーセンティシティという2つの心理学のフレームワークを用いて,その成功の理由を分析する。あわせて,フルペーパーではKobe INK物語の「逆ブレイド・アンド・レイザー・ビジネスモデル」と神戸のプレイス・ブランドの神戸タータンとの違いについても説明する。 |
謝辞 : |
キーワード : Kobe INK物語 神戸タータン ブレイド・アンド・レイザー・ビジネスモデル セルフ・コンパッション 主観的オーセンティシティ |
ページ : pp.73-79 |
ファイルサイズ : 598KB |
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