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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 |
企業のダイバーシティ推進とイノベーション創出の関連性に関する考察 |
西田 明紀 |
発行:2016年10月12日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 企業のダイバーシティ推進とは「多様な人材の能力を最大限発揮させることにより,イノベーションの創出,生産性向上等の成果につなげる(経済産業省 2012)」経営戦略であり,働き方の環境が整った先に多様な視点を取り入れたオープンイノベーションが起こることが期待されているが,イノベーション創出へのプロセスは各社試行錯誤の状態である。一方でフィリップ・コトラー(2014)が提唱しているマーケティング4.0の時代では,さらに企業にダイバーシティの土壌が必要となることが予想され,グローバルな競争環境において日本特有のクローズドな企業文化からの脱却が求められる。 本稿では谷口(2005)による,日米の企業におけるダイバーシティ推進の捉え方の変遷を整理し,ダイバーシティの5つの発展段階に応じた企業組織の事例を用いながら,企業のダイバーシティ推進の取組みとマーケティング活動によるイノベーション創出の関連性を考察する。 |
謝辞 : |
キーワード : ダイバーシティ イノベーション創出 女性活躍 マネジメント コトラー |
ページ : pp.264-273 |
ファイルサイズ : 2,007KB |
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