ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 |
なぜ、スポーツウェアを日常着として選ぶのか |
アスレジャー流行の観点から |
西岡 愛 法政大学経営学部西川英彦研究室 学部生 |
秋山 佳菜 同上 |
森下 宣洋 同上 |
白崎 龍弥 同上 |
竹内 菜緒美 同上 |
発行 : 2016年10月12日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 近年,若年層を中心にファッションとしてのスポーツウェアの着用が浸透しつつある。このような快適さと美しさを兼ね備えた服装は,アスレチックとレジャーを組み合わせ「アスレジャー」と呼ばれる。 このようにスポーツウェアが,プロから一般大衆の衣生活にまで浸透し日常着化が進んでいるが,一体なぜ,こうした消費行動が起きているのだろうか。これが,本報告の問題意識である。 こうした先行研究として,体育学を専攻とする学生を対象としたスポーツウェアに対する関与を言及する研究はあるが(田村・田中1985),広く一般大衆に向けたファッションとしての観点からは,調査されていない。 そこで,本報告では,一般大学生男女を対象に,半構造化インタビューにより仮説を構築し,アンケート調査を行い検証していくことで,その要因について明らかにしていく。 本報告は,理論的貢献はもとより,新しい市場創造のベースとなるライフスタイルの要因を捉えるものであり,スポーツウェアや衣料市場だけでなく,多くの企業に市場創造のヒントをもたらすものとなるだろう。 |
キーワード : スポーツウェア 日常着化 アスレジャー 市場創造 |
>一覧