オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
公共交通分野へのマーケティング手法の活用とわかりやすさ向上による利用促進モデルの検討 |
「マス」から「個」への転換 |
日高 洋祐 東日本旅客鉄道株式会社 研究員 |
河野 健 パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
田中 庸介 パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
和田 裕行 パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
杉本 伸之 パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
内藤 泰嗣 株式会社U’eyes Design |
増田 康祐 株式会社U’eyes Design |
梶川 忠彦 株式会社U’eyes Design |
発行:2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 鉄道やバスなどの公共交通サービス分野において、「マスから個」をテーマとして新しいマーケティング手法の提案を行う。従来、公共交通機関は交通インフラの中でも大量輸送・安定輸送が主要な使命であることから、調査手法も総量的・均質的な観点(マス視点)で捉えられることが多かった。従来、公共交通機関の需要予測や顧客満足度調査は数年に一度程度のサンプル調査と統計指標の組み合わせとして行われ、都市交通計画やサービス改善に役割を果たしてきた。しかしながら、近年スマートフォンやICT技術の進展やPMV・ライドシェアなどの新しい交通サービスの出現によって、公共交通分野においてもより個人向けのステータスやコンテキストにあわせたサービス構築が求められてきている。本稿においては、マス→個へのマーケティング視点の転換には特に「認知・内発的動機付け」と「アクセシビリティ(使いやすさ、わかりやすさ)」の観点が重要であるとして、定性調査・定量調査を組み合わせた「個」のマーケティングモデルとして、統計データを利用した利用促進モデルの構築を試みた。 |
謝辞 : |
キーワード : 交通行動 公共交通 情報提供 定性調査と定量調査 利用促進 |
ページ : pp.275-288 |
ファイルサイズ : 2,241KB |
>一覧