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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
企業理念の浸透を促進するブランド実践の概念とメカニズム |
アドラー心理学の応用がもたらすインナーブランディングの実践的仕組み |
深澤 了 むすび株式会社 代表取締役 |
嶋尾 かの子 ブランド構築研究開発室 室長 |
発行:2019年11月26日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 理念浸透の重要性はほとんどの企業が認識しているにも関わらず,実際に浸透していると答える企業は6%と非常に少ない。ブランドをつくるのが組織内の人間であるとすれば,インナーブランディングが必要不可欠であり,ブランドにとって最も重要な一貫性を保つには,そこで働く人が自社の理念や価値観に共感し,自らも自己実現や,やり甲斐が得られることで,個々人の主体性が花開き,インナーブランディングは促進されていく。アドラー心理学を応用した「ブランド・プラクティス」理論に基づき,企業への定量および定性調査,から,「何の担保もなしに相手を信じ,任せきる」,「相手の気持を受け入れる」,「相手の気持ちになって考え,表現する」,「従業員を巻き込み,仕組み化する」という要素がインナーブランディングを促進する起点になるということが示唆された。 |
キーワード : 経営理念 理念浸透 ブランド ブランド実践 インナーブランディング |
ページ : pp.245-252 |
ファイルサイズ : 515KB |
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