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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
都市生活の満足度と都市の表象要素 |
北見 幸一 東京都市大学 都市生活学部 准教授 |
発行:2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究では,都市の質を左右する都市生活者に焦点を当て,都市生活の満足度と都市の表象要素の関係を明らかにすることによって,シティプロモーションや都市ブランディングに向けた示唆を得ることを目的としている。都市生活の満足度を測定するために,全国の18歳から65歳までの男女9,842人の都市生活者を対象にした大規模調査を実施した。現実の都市および理想の都市を表象する36項目についての回答を基に,探索的因子分析を行い,都市を表象する構成要素を抽出している。そして,抽出した構成要素となる因子を基にして重回帰分析を行い,どのような表象要素が,都市生活の総合的な満足度に影響を与えているのかを検討した。その結果,都市生活の総合満足度を高めるためには,「文化活性化」因子が,最も影響を与える都市の表象要素であることが示唆された。その都市らしい文化は何であるか,魅力的なものは何であるのかを明確にし,どうすれば活性化するのか,その文化を磨き上げることのできる都市生活者が重要になる。 |
謝辞 : |
キーワード : 都市生活者 インターナル・マーケティング 因子分析 重回帰分析 |
ページ : pp.372-383 |
ファイルサイズ : 590KB |
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